「山に行きたい!」
だけど、女性ならではの悩みも多いのでは?と思います。
私も皆さんがどうしているのか聞いてみたい所ではあります・・・
今回は、参考までに、私なりの対応策について、つづってみたいと思います。
登山における女性の悩み
トイレ問題
特にトイレがない山では、「お花摘みに・・・」なんてことも、しばしばあります。
ルート上隠れる場所がなかったり、滑落の危険があったり・・・
本当に、困ってしまうことも・・・
私なりの対応策なのですが、
事前にトイレの場所を確認しておくようにはしています。
そして、できるだけトイレがある度に、行っておく。
どうしても、お花摘みに行かないといけない時は、
急斜面は避け、滑落の危険のないなるべく平らなところで、かつ隠れることができるところを探すようにはしています。
環境のことを考慮すると、携帯トイレの使用がベターかなと思います。
また使用後のティッシュなどは必ず持ち帰りましょう。
生理の時
これも結構な悩み。
生理何日目かによっても対応が変わってくるのかもしれません。
私の場合は、多い日用のタンポン+ナプキンで対応しています。
あとは、万が一に備えて、黒いタイツや濃い色のズボンを履くようにしています。
私は使ったことがないのですが、最近は吸水サニタリーショーツというものもあるようです。
生理用品に加えて、一つの選択肢なのかもしれません。
とはいえ、生理の時、体調がかなりしんどい方も多いかと思います。
山は逃げませんし(笑)
しんどい時は、無理せず山をお休みにするというのも、一つの選択肢なのかなと思います。
着替える場所問題
泊りの山行の時は、「あぁ、着替える場所がない・・・」ってこともしばしば。
私なりの対策ですが、どうしても着替えられないことも想定して、
- 下着・インナーを高機能に。
(臭いや汗に強いと言われるウール素材のものなど) - 行動着は速乾性素材。
- ショーツにはおりものシートを付けておき、それをこまめに交換する。
- 巻きスカートを荷物に入れておく
(着替えの際や、防寒にも役立ちます。ただ荷物になるのでケースバイケース。)
といった感じでしょうか?
1泊2日ぐらいなら、着替えないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私個人的には、汗だくの服で布団や寝袋に入るのを、できるだけ避けたいこともあり、
泊りの際は、シャツ、スボン、インナー含め「寝間着 兼 行動着・防寒着」となるものを、荷物にならない程度に持っていくようにしています。
ちなみにテント泊なら、着替える場所はそこまで困りません。
(男性がいたとしても、着替えの時だけ出てもらうなど対応できますしね)
プライベート空間を作ることができるのは、テント泊のメリットかなと思います。
お化粧はどうする?
これも人によって対応が分かれるところ。
登山で汗をかくと、どうしてもお化粧は落ちてしまいます。
お化粧していると、顔の汗を拭いたタオルが、ファンデで汚れてしまうのも欠点。
だから、登山の時はお化粧はしないという方もいらっしゃるのではと思います。
(お化粧しなければ、その分荷物も減らせます)
ただ、日焼け対策だけは、きちんとしたいですよね。
私なりに、泊り山行の際、最低限必要なモノとして、
- 日焼け止め
- 化粧水・乳液など保湿剤
(私は登山の際、小さい容器に入れたオールインワンジェルにしています。
液体がこぼれる心配ない&軽量化になるので。) - ふき取るシートタイプのメイク落とし(山では石鹸などは使えませんので)
かなと思います。
登山の時、お化粧をどこまでするかは、人それぞれかなと思います。
ただ、スッピンで登山した時の写真は、後で見返して残念に思うときがあります(笑)
簡単にでもお化粧しておけばよかったと・・・
悩みどころです。
お風呂に入れない
特別な山小屋でない限り、基本、山ではお風呂やシャワーはありません。
なので、身体を拭くのみになります。
汗拭きシートで拭くというのがオーソドックスかなとは思います。
ただ、敏感肌でお肌に優しいものがいいという方や、
汗拭きだけでなくウェットティッシュとしても…等、いろんな用途で使いたいという方は、
赤ちゃん用のおしりふきも選択肢の一つかもしれません。
(ただし、ウェットティッシュと違い、アルコール等の消毒成分は入っておりません)
山では水も貴重なので、山域によって対応が変わるかもしれませんが、
水が豊富なところだと、水で濡らした手ぬぐいで身体を拭くのも、気持ちよくてサッパリします。
【参考:手ぬぐいのメリット】
手ぬぐいは、タオルと違い、濡れても干しておけば翌朝にはだいたい乾きます。
また、手ぬぐいは、タオルよりコンパクトなので荷物も減らせますし、
ケガの応急処置・固定など様々な用途で使えるのもメリット。山で愛用しております。
とはいえ、身体を拭くにしても、着替えと一緒で、場所が問題にはなります。
まとめ
今回、登山における女性の悩みについて、つづってみました。
私なりの対応策を記載しましたが、正直、私も悩みながらやっております。
私自身もいろんな方のやり方を参考にさせて頂きつつ、試行錯誤しております。
確かに、女性ならではの悩みは色々とありますが、
創意工夫しながら、荷物も減らしつつ、快適登山を目指したいなと思います。
参考図書
私が登山を始めた当初、かなり読んで勉強させていただいた、鈴木みきさんの本たち。
登山における女性の悩み対策についても書かれており、私も参考にさせていただいています。
是非、読んでみてください。
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