山行も一つのプロジェクト。
成功させるには、計画・準備など、重要な要素が沢山あります。
仕事でも似ている点が多くあります。
ここでは、登山と仕事の共通点・仕事に役立つ考え方についてみていきたいと思います。
登山の場合

山行計画 山域・ルートの選定
登山計画を立てるとき、安全登山の面からも、自分のレベルにあった山行を選ぶかと思います。
初心者の方の場合、まずは簡単な夏山日帰り登山から始めて、装備・体力・経験が整ってきたら、小屋泊、テント泊とステップアップしていきますよね。
いきなり「5泊6日テント泊縦走」というわけにはいかないものです。
下調べ・準備

登山の計画を立てる際、いろんなことを考えながら、準備をしていきます。
「テント泊の荷物でこの時間内で歩けるだろうか…小屋泊にした方がいいかなぁ」
「天候悪化時はどこで引き返す判断しようか…」
「帰りのバス、最終出発時間を調べておこう」
そんな感じで、自分の体力・技術を見極めつつ、しっかり下調べ・準備をして、山行に臨んでらっしゃるかと思います。
山行での一つ一つの判断

しっかり計画・準備を行っていても、当日の天候や条件によっては、山行中止となることもあります。
また、忘れ物・ケガなど予期せぬことが起こることもあります。
トラブル対応していると時間がなくなり、エスケープルートを使い、当初の予定より短い山行になることもあります。
山では変化していく状況に応じて、適切な判断をしていくことが必要になってきます。
その判断も、経験・準備・下調べがしっかりしているからこそ、できるものです。
登山がもたらしてくれる達成感

こんな風に、計画・下調べ・準備をした上で、山行当日の一つ一つの判断。
そんな経験を経て、無事登頂・下山した時の達成感は、大きな喜びや自信をもたらしてくれます。
この一つ一つの達成感の積み重ねが、レベルアップ・次なる山行につながっていきます。
登山と仕事の共通点・仕事に役立つ考え方
それでは、登山と仕事の共通点・仕事に役立つ考え方についてみていきましょう。
- 自分のレベルにあったところから開始して、地道に一歩ずつ
- 「準備が8割」:計画・下調べ・準備は入念に
- しっかりとした準備が当日の実行力・判断力につながる
- 振り返りをすることで、改善につながる
- 一つ一つの小さな成功・達成感の積み重ねが、ステップアップへつながる
一つずつ説明していきます。
自分のレベルにあったところから開始して、地道に一歩ずつ

山でも仕事でも、自分にあったレベルのところから開始して、周りの人たちに教えてもらいながら、少しずつ経験を積み重ねていくことが大切になってきます。
そうしないと、山では事故につながりますし、仕事では会社に大きな損失を与えてしまうかもしれません。
まずはできそうなところから、先輩からやり方を見て、聞いて、次に先輩のやり方をまねてみる。そのうち、一人でできるようになる。
いきなりレベルの高い仕事はできなくても、少しずつの地道な日々の積み重ねが、大きな仕事に結びついていきます。
確かに仕事においては、いきなり上司からレベルの高い仕事を突き付けられて、困惑してしまうケースもあります。
そんなときは、周りを頼りましょう。
「自分のレベルにあったところから開始して、地道に一歩ずつ」の考え方は踏まえた上で、どうしたら成功できるのか、周りの先輩・上司と相談しながら進めていきましょう。一人じゃ難しいことも、サポートを受けながらだと、達成できる可能性が高まります。
「準備が8割」:計画・下調べ・準備は入念に

例えば、会議でのプレゼンをすることになっていたとします。
プレゼンをするには、時間配分・資料作成など準備が必要になってきます。
質問対策のため、予想される質問に対して、下調べをすることもあるでしょう。
仕事において、上司や先輩から「準備が8割」と教えられた方も多いのではないでしょうか?
山も仕事も一つのプロジェクトと考えると、同じことが言えます。
そのプロジェクトを成功させるには、計画・下調べ・準備が非常に重要だということ。
逆にいうと、きちんとした準備ができていると、成功まであと2割のところまで来ているということです。
しっかりとした準備が、当日の実行力・判断力につながる

準備が8割として、残り2割。
当日実行できるかどうか、きちんとした判断ができるかどうか。
その実行力・判断力も、しっかりとした準備がなされているからこそ、できることです。
しっかり準備・練習をしたからこそ、自信をもってプレゼンができる。堂々とアピールできる。
予想外の質問に対しても、シュミレーションしていれば適切に判断し、受け答えができる。
山でも仕事でも同じことです。
振り返りをすることで、次なる改善につながる
登山でも仕事でもそうですが、振り返りを行うことで、さらなる改善につながります。
ビジネスでよく言われる「PDCAサイクルを回しましょう」ということです。

「対抗商品についてもう少し調べておけば、もっと説得力のあるいいプレゼンができた」
「山頂が想像以上に寒かったので、次回は防寒着を追加しよう」
「靴擦れができたけど、絆創膏・テーピングを持っていたので助かった。次回からも荷物に入れておこう」
これらの一つずつの気づきが、次なる登山・仕事に必ず活きてきます。
一つ一つの小さな達成感の積み重ねが、ステップアップへつながる

登山にしても、仕事にしても、一つのプロジェクト。
どんなに小さなことでも、そのプロジェクトが成功すれば、「できた!」という達成感につながります。また、自信が付き、自己肯定感アップにつながります。
たとえうまくいかなかったとしても、きちんと努力した結果であれば、ある程度の達成感は得られているのではないでしょうか?
そうすると、「次はこんなことに挑戦してみよう」というモチベーションにつながり、一つ上のレベルを目指す原動力になります。
これは自分の大きな目標へ確実に近づいている証拠です。
こうやって、一つ一つの小さな達成感の積み重ねが、ステップアップにつながります。
その結果、より大きな成功・成長へつながってくると思います。
まとめ
私自身、しばらく「登山&仕事」に没頭する生活を送っておりました。
登山でも仕事でも、重要なポイントは似ています。
これも、私にとって山が教えてくれたことの一つで、大切にしている経験です。
皆さんにとっても、登山で得た経験が、より良い仕事につながれば幸いです。



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