【新しい環境に慣れるために】スロースタート&休むことの大切さ ~山が教えてくれたこと~

山関連

4月から新生活がスタートされた方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか?

慣れない環境で周りに気を遣うし、覚えることが山積み。
ちゃんとやっていけるか不安になることもあるでしょう。
よくわからないまま、ただがむしゃらに頑張っている・・・

・・・そして、疲れが出てくる5月。

今回は、そんな頑張っている方に送るメッセージ。
山が教えてくれた「スロースタート」「休むことの大切さ」について、書いてみようかと思います。

★こんな方にオススメ★

  • この春、進学された方、または新社会人になられた方
  • クラス替え・異動で新しい環境での生活を送っておられる方
  • 新しいことにチャレンジして、夢中で頑張っている方

無理して頑張りすぎていると・・・

確かに、頑張ること、努力することは非常に大切です。
自分の成長には必ず必要な事です。

「鉄は熱いうちに打て」そんな言葉もありますし、
頑張るのが適しているタイミングもあると思います。

・・・とはいえ。

無理して頑張りすぎていると、続かないんです。
特に社会人1年目の方にとっては、この社会人生活があと約40年もあるわけで・・・

ただでさえ、毎日帰宅するとクタクタ。
ベッドに倒れこむ毎日なのではないでしょうか?

どこかで張り詰めた糸がプチッと切れてしまう感覚。
そうならないように、自分の身体・心に向き合ってみませんか?

登山の場合

登山の場合、ペース配分を間違えて頑張りすぎると、どこかでバテてしまう。
体力の消耗やケガにつながったり、下山まで体力が残っていなかったり・・・
危険につながる可能性もあります。

登山開始して最初の30分~1時間ぐらいが、結構体感的にしんどく感じます。
身体が慣れていないというところがあるのかなと、登る度に感じさせられます。

そのため、登り始めはペースをゆっくり目にするようにしている方も多いかと思います。
その日の体調や計画しているコースを確認しながら、少しずつ身体を慣らしてペース配分していく。

そして、疲れたら適度に休憩をとりつつ、進んでいく。

そうすることで、最後まで登りきることができ、また無事に下山できるのかなと思います。

さらに、もう一つ!

ハードな山行をした後は、リカバリー(回復)の時間を設けるようにされていると思います。

しっかり身体を回復させないと、いいパフォーマンスはできません。
体力・気力が戻ってから、次の山行に挑むわけです。

日常生活でできること

日常生活・会社生活においても同じことが言えるのではないでしょうか?

最初無理してペースを上げ過ぎると、続かない。そして、休憩は大切。

とはいえ、新社会人になったばかりだと、覚えることばかり。
やるしかないという環境ですよね。

そこで、いくつかご提案です。

【スロースタートで】新しいライフスタイルに身体を慣らすことに注力する

特に新社会人の場合、日々の研修で、覚えることばかり。
確認テストなどもある方もいるのではないでしょうか?

仕事の休憩時間や業務が終わってから、復習のために勉強。
プライベートの時間にも予定を詰め込んでしまったり・・・

疲れてしまい、業務中・研修中にウトウト・・・

そんな状況をさけるため、

  • 業務(授業)中などやるべき時にやる、理解できるように努力する。
  • 業務(授業)以外の時間は、業務(勉強)は極力しない。(宿題等最低限のみ)
  • オンオフを切り替える。
  • 他人と比較しない

そうすることで、最低限やるべきことをして、新しいライフスタイルに身体を慣らしていく。
ただ、それだけに注力する。

それが大切かなと思います。

最初はゆっくり目にスロースタート

のんびりなカメさんですが、最後にはウサギに勝っちゃいますよね

登山と一緒で、最初は自分のペースでゆっくり目にスタートして、身体を慣らすのがオススメです。

まずは身体を慣らすことが一番。
プラスアルファの勉強は身体が慣れてからでもできますし。

長い人生。長い社会人生活。

新しい環境に入ると、つい力も入って、他人と比較してしまいがちになります。
確かに、上司へのアピールという観点では、最初の印象は大切。
だけど無理して、心が折れてしまっては、元も子もありません。

ライバルとの競争で頑張るのは、生活・環境に慣れてからでもできますしね。

まずはスロースタートで、新しいライフスタイルに身体をが大事なのかなと思います。

休むときは休む 睡眠時間は確保

上記にも少し触れましたが、休まないと、いいパフォーマンスはできません。

休むときは、ちゃんと休む。

そして、

睡眠時間の確保・規則正しい生活はすごく大切です。

どんなに忙しくても、一番優先してもいいのではないかと思うぐらいです。

しっかり身体を休めてあげましょう。

プライベートの過ごし方をリラックスモードに

環境の変化があると、大なり小なりストレスや身体の疲れ・負担を感じるもの。

今までは休日は予定を入れてアクティブに過ごしていた方も、
休みの過ごし方をリラックスモードにシフトした方がいいのかもしれません。

疲れた身体・心を癒す時間を多めに作る

疲れた身体・心を癒してくれることは人それぞれかと思います。
新しい環境でのストレスを癒してくれる、回復できる、
そんな時間を多めに作って、癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

  • 温泉・サウナ・岩盤浴・整体・マッサージ
  • 好きな音楽・映画・本の世界に浸る
  • アロマをたく
  • 部屋の掃除
  • 無理のない程度の運動 散歩・ジョギングなど

あえて何も予定を入れない休日を決める

色々とお誘いがあるかもしれませんが、
あえて何もしない休日を決めておくのは、
つい頑張りすぎてしまう方や予定を詰め込み過ぎてしまう方には非常に有効
かと思います。

自分の中で、無理をしないように、
あえて何もしない休日について、先にルールを決めておくわけです。
それを手帳などに明文化しておくと、なおいいかなと思います。

例)週休2日で働かれている方の場合

  • 週の休みのうち、1日はあえて予定を入れない日とする。
  • もし週の休みのうち、2日間両方とも予定を入れてしまうのであれば、
    前後の週の休みは何も予定を入れないようにする。
    週の休みのうち2日とも予定を入れる休日は、月に1回までとする。

特に、新しい環境に慣れるまでは、休日は自分を回復させることに注力。
ですので、「何も予定を入れない休日」をもっと多めに設定しておくことが大切かなと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

人生は登山によくたとえられますが、ほんとその通りで。
山から教えられたことは沢山あります。

みんな通ってきた新生活・社会人一年目。

長い人生の一部分です。
どうか五月病などなったりせず、新生活に慣れますように・・・

そんな思いでつづってみました。

新生活を送っている方のお役に立てれば幸いです。



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