今まで、幸いにも大きな事故にはつながっておりませんが、
一歩間違えれば、大事故につながったかもしれないなという経験はあります。
ここでは、私が経験した山での失敗談について、お話します。
忘れ物・落とし物・装備不良
ライター忘れて、調理できない
1泊2日でのソロ山行にて。
2日目の昼食は、ラーメンの予定。
それまで使えていた、バーナーの着火装置がうまく作動せず、何度やっても火が付かない。
ライターを探すも・・・こんな時に限って、ライターもマッチも忘れていて(泣)
誰か近くに登山者がいれば借りれたのでしょうが、
そんなときに限って、誰もおらず・・・
ラーメンをあきらめ、
他の手持ちのお菓子で何とかしようにも、おなかがすいて仕方がない・・・
寒い中、予備で持っていたアルファ米に水入れて、食べました。
あったかいご飯が食べたかった・・・
それ以降、必ずライター/マッチは持ち物確認するようにしています。
登山靴忘れ
「何をしに行ったんや?」と言われそうな忘れ物(汗)
車に登山靴を積み忘れているのに、高速に乗ってすぐに気が付いて・・・
最初のICで降りて、引き返して、取りに帰り・・・
実際登山口に着いたのが、予定より遅れてしまったので、
縦走する予定を、ピストンに切り替えました。
残量のない予備電池を携行してた
荷物にはなりますが、写真を撮りたいと、カメラを担いで山行に臨んだ時の話。
写真を思う存分楽しんで、電池が切れたので、予備電池に変えたのですが・・・
・・・予備電池を充電し忘れていて、残量なし(泣)
泣く泣くその時点で、カメラ終了となりました。
ヘッデンの予備電池もそうですが、重たい電池を運ぶからこそ、
フル充電になっていることを確認しないといけないなと痛感した出来事でした。
靴のソールが剥げた
まだ登山を始めた最初の時。
「使わないから」と人から頂いた登山靴を使っていました。
ある山行の下りで、「あれ?なんだか歩きにくい…」と靴を見たら、
ソールが剥げてしまっていて・・・
今だったら、テーピングなり細引きなりで、固定して降りるんでしょうが、
当時はまだどうしていいかわからず…
幸い登山口に近いところで気が付いたので、大事には至りませんでした。
それ以降、自分で登山靴を買ってからは、
定期的にソールの確認&ソールの交換をするようになりました。
あと、他にも役立ちますし、持ち物にはテーピング・細引きを入れるようにしています。
↑ 私は、色々な固定で使えることもあり、非伸縮タイプのテーピングを山には持っていくようにしています。
携帯紛失
栂池に一人スノボに行っていたときの話。
上着のポケットにスマホを入れていたのですが、
ポケットのチャックを閉め忘れていたようで、滑っている間にスマホ落下・・・(泣)
スキー場で気が付いたため、スタッフさんに届け出て・・・
幸い、優しいスキーorスノボされている方が、拾ってくださり、
スタッフさんに預けてくださったようで・・・
後日、返ってまいりました。
なんとありがたいことでしょう・・・感謝しかありません。
旅先でスマホがないと、
- 家族の番号もわからず連絡が取れない
- 帰りの交通手段・時刻表も調べることができない
- 防犯上、携帯をストップさせようにも、どこに連絡していいか調べられない
旅先なので、携帯ショップもどこにあるのかわからない - このご時世、公衆電話が見つからない・・・等
旅先でスマホを失くすと、本当に困りました。
それ以降、山行・スキー場を含め、休憩した後は、
- ポケット・リュックの閉め忘れチェック
- 携帯・財布・車のカギの三点セットは特に重要!
忘れ物ないか振り返りチェック
・・・をするように心がけています。
一歩間違えれば事故につながったなと感じた失敗談
リーダー失格…ペース配分間違い
母を連れて、日帰り山行をしていた時の事。
登りの途中、私のお腹がグルグル言い出して(泣)
トイレに行きたい・・・
山頂に行けば、トイレがある。そこまで我慢しよう。
母を気遣ってはいたものの、
無意識に私のペースが上がってて・・・
「大丈夫」と無理してついてきていた母が、途中で足がつってしまい・・・
その場で登頂断念。。。
リーダー失格エピソードです。
疲労ピークの山小屋にて、ビールを飲んで余計に体調悪化
通常であれば、山歩きしてのビールは最高!ではありますが・・・
5-6人のパーティで剱岳にチャレンジしていた時の話。(結局天候悪化で撤退)
前日仕事→寝不足の状態で、立山室堂入り。
そして、立山雄山経由の行程でして。
立山室堂→立山雄山→別山→剣御前小舍→剣山荘まで何とか歩き切りました。
ただ、寝不足の私にはちょっとハードな行程で、疲労はピークでした。
しかも立山・劔は高度もありますし、身体がついてきていなかったのだと思います。
リーダーがみんなにビールを用意してくれていて、勢いで頂いたのですが、
そのあと、体調悪化・・・(泣)
幸い、寝たら落ち着きましたが、
ただでさえ、高山病のリスクもありますし、
山でのアルコールは慎重であるべきだなと痛感した出来事でした。
スノーシューを外す場面に変化しているのに、そのまま行って滑落
スノーシューを買って、初めて連れて行ってもらった山行での話。
スノーシューハイクで登頂を終え、下山中のこと。
雪質・斜面が変わって、スノーシューを外して歩いたほうがいい場面に変わっていたのですが、
スノーシューを外すタイミングが分かっておらず・・・そのまま行って転倒。
幸いにも、下山予定のルートを滑って降りていったこと、
しかも誰もいない、障害物もないところでの滑落だったため、
大事故には至りませんでした。
・・・が、一歩間違えれば、雪山での滑落事故でした。
まとめ
いかがだったでしょうか?
同じような経験をされた方もいらっしゃいますでしょうか?
私自身、他にもヒヤッとした経験は色々ありますが、主なものをピックアップしてみました。
山と長く付き合いたいので、やはり事故なく過ごしたい。
今後も過去の経験を活かして、安全登山に向けて努めていきたいと思います。
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