最近、見た映画のご紹介。
「わたしに会うまでの1600km」
実際の話の映画化のようです。
彼女が1600km歩いた理由と、私が「なぜ山に登るのか…?」の理由が似ている気がして、
共感させられた映画でした。
今回は、そんな映画のご紹介。
今回のご紹介する映画
是非実際の映画を見てもらいたいなと思います。
過去の自分と向き合いながら、歩く・・・
とても印象に残る映画でした。
感想
自然の中を歩くこと、一人で衣食住を背負って歩くこと。
とても過酷なことではあります。
それは実際に映画の中でも描かれています。
特に私がソロ山行をして気づかされることと、
映画の中で彼女が1600km歩いて感じたこと。
すごく共通点が多く、共感しました。
歩く理由。
それは人それぞれだとは思います。
歩いた先にあるものは?
歩いたからこそ見つかるものは・・・?
そんなことを考えさせられながら見ていました。
過去の自分と向き合うことで、気持ちの整理をする
映画の主人公とは違いますが、私も若い頃、私なりに生きづらさを抱えて過ごしていました。
「自分の過去と向き合うこと」
自然の中を歩くことで、考えさせられること。
客観的に自分を見つめ、過去の自分を振り返る。
- 何が自分を苦しめているのか?
- 自分の弱さとは?
- 何が一番つらかった過去は何なのか?
など、色々と気づかされることも多く・・・
今までの自分が、結果、自分自身を傷つけていたことに気づかされるかもしれません。
映画の主人公のように、ツラい過去を背負っている場合、
過去の自分と向き合うのは、非常につらいことではあります。
ただ、
過去の自分を受け入れ、きちんと整理してあげることが、
前を向いて歩く第一歩になるのかなとも感じました。
自分探し ~では、自分はどうありたいのか?~
私が登山をしていて感じたことでもあるのですが・・・
自然の中に入って、人混みを避けて、自分と自然だけの世界にいると、
- 本来の自分とは?
- 本当の自分はどうありたいのか?
- これから何がしたいのか?
考えさせられてしまいます。
これは、映画を見ていて感じたことでもありますが、
自分の過去を受け入れ、きちんと整理したからこそ、
これから自分がどうしたいのか、前向きに考えられるようになってくるのかなと感じました。
「自然のままに あるべきもの」 ~映画「わたしに会うまでの1600キロ」より~
自然のままに あるべきもの
映画 「わたしに会うまでの1600キロ」 日本語字幕より 引用
この言葉は、映画の最後に出てくる言葉なのですが、
この映画を見て、一番印象に残った言葉です。
解釈は、人それぞれだと思います。
自分自身も、自然の一部
登山をしていると、自然の中に身を置くと、
普段強がっていたとしても、素の自分に戻るというか・・・
等身大の自分にリセットされる感覚
登山をしていて好きな感覚です。
この感覚に近いのかなと思いつつ、映画の余韻に浸っておりました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
登山をされる方だと、共感できる部分が多い映画なのでないでしょうか?
悩んだり、自分を見失いそうになった時に、
そっとヒントをくれる映画なのかもしれません。
よかったら、是非見てみてください。
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