山が好きで、登山をやっていて、私が夢描いていたのが、
「好きな山の近くで住みたい!」
ということ(笑)
(信州への移住なんて、何度夢見たことか・・・)
ただ、これは人によって様々。
登山が好きな方の中でもいろんな考えがあると思います。
実際、自分の日常生活・仕事・コミュニティ・・・も大切ですし。
今回は、そんな山好きが思う、住みたい場所の条件について、考えてみたいと思います。
参考図書
山好きが住みたい場所を選ぶ際に考えること
都会暮らし or 田舎暮らし
これは、なかなか悩ましい問題です。
どうしても山の近くとなると、都会からは離れてしまいますしね。
一般的に言われているように、都会に暮らすメリット・田舎に暮らすメリット、
それぞれあると思います。
それに加えて、
好きな山に近いところ、田舎暮らしのメリットとしては、
「好きな山にいつでも行ける!」
「都会の喧騒から離れて、のんびり好きな山を見ながら暮らすことができる」
などがあげられます。
一方、登山をする上で都会に暮らすメリットとしては、
「人気の山へのアクセス・交通手段が充実している」という点があるのではないでしょうか?
交通手段が充実しているので、幅広くいろんな山に行くチャンスがあるようにも思います。
例えば、上高地に行くにしても、東京・大阪発着の直行バスなど充実してますしね。
登山ツアーにしても、東京・大阪などの大都市発着のツアーは多いです。
都市以外だと、どうしてもマイカーで現地に行くことが多くなるかなと思います。
仕事優先 or 好きな山を優先
上記の「都会暮らし or 田舎暮らし」にも、関わってくる事かもしれませんが、
やっぱり職場の近くの方が生活しやすいかなと思います。
毎日のことですし、通勤時間も積もり積もれば、結構な労力を費やすことになります。
好きな山を優先にするのであれば、転職も必要になってくるかもしれません。
山小屋で働くなど、山に関わる仕事が理想なのかもしれません。
いずれにせよ、生活をしていかないといけませんし、仕事は非常に重要な要素になってくるかなと思います。
今までのコミュニティ優先 or 新しくコミュニティを作っていくのを楽しむ
人間は、一人では生きていけませんし、やはりコミュニティは非常に大切かなと思います。
今まで自分を支えてくれたコミュニティが、皆さん必ずあると思います。
その自分が好きなコミュニティを大切に暮らしていくことは、とても幸せな生き方だと思います。
一方、「山を求めて移住!」となる場合、新しくコミュニティを作っていくことになります。
新しい街での出会いも、ワクワクするし、楽しい時間ではあります。
ただ、孤独になったり、故郷に帰りたくなったり・・・
そんな寂しい気持ちになることもあるかもしれません。
新しい街でのコミュニティ作りを楽しめるかどうかも、ポイントになってくるかなと思います。
住めば都
転勤先で、各地の山に登る
仕事で、転勤が多い方の場合、
あえて転勤をプラスに捉えて、山を楽しむのも一つ!
全国各地、いろんな山が沢山あります。
一か所に住んでいると、どうしてもそこから近くてアクセスのしやすい山中心になってしまいますが、
全国各地の山に登って、その土地の文化に触れて、おいしいものを食べて・・・
そんな楽しみもあるかなと思います。
近くに好きな山・景色・楽しみを見つける
登山は好きだけど、引っ越すことはできない!
そんな方も多いと思います。
「あ~っ!近くに2000~3000m級の山なんてないよー!」
・・・なんてなってしまうかもしれませんが、
自分が住んでいるところの近くにも、ステキな場所があるのではないでしょうか?
決して有名ではないけど、地元の人たちに愛されている山とか、
子供~大人まで楽しめるキャンプスポットとか、
早朝気持ちのいい、川沿いの散歩コースとか・・・
そういった地元の楽しめるお気に入りの場所に目を向けてみるのも、面白いかなと思います。
私は、このシリーズの本を買って、
自分の住んでいる周りに面白い山ないかな~って、探していました。
新しい土地に行ったときにも、買って眺めて散歩してみたり。。。
オススメの本です。
私の中のベスト
ここまで、山好きの自分が理想とする住む場所はどんなところだろう・・・?
と思いを巡らせてきました。
・・・そして、私の中の結論。
- 気候・風土・人がいい、好きな山域の麓の街
→移住に寛容な街。移住を積極的に受け入れている街がありがたい。 - 田舎だけど、ほどほどに街中に住む
→生活に困らない程度のインフラ、職場・スーパーにもアクセスが比較的よい - 家族・親戚・友人など、ご縁のある人が近くにいる場所
・・・理想すぎますでしょうか?(笑)
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、山好きが考える住みたい場所について、自分の理想を、つらつらと語ってしまいました。
結局はバランスが大切。
自分が何を大切にしていて、どうしたいのか?
考えさせられるいい機会となりました。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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