【山の思い出 No.12】北岳~間ノ岳縦走

山の思い出

今回は、日本の標高ランキング第2位・第3位、北岳~間ノ岳縦走の思い出。

かなりキツかった・・・という印象。
自分の情けなさも感じつつ・・・

土砂降りのテント泊の翌朝、キレイに御来光&富士山が見れたのは感動的でした。

思い出の写真とともに振り返ります。

行程

※ご注意※
 過去の山行ですので、状況が変わっていることが予想されます。
 山行にあたっては、最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
 2022年度は、大樺沢ルートが通行止めになっているようです。ご注意ください。

2016年9月

【DAY1】
広河原・・・白根御池小屋・・・大樺沢二俣・・・右俣コース・・・小太郎尾根分岐・・・北岳肩ノ小屋(テント泊)

【DAY2】
北岳肩ノ小屋・・・北岳・・・北岳山荘・・・中白峰・・・間ノ岳・・・中白峰・・・北岳山荘・・・八本歯のコル・・・大樺沢二俣・・・広河原

思い出

【DAY1】広河原~北岳肩ノ小屋

いざ、出発です!

テント泊の装備はかなり重い・・・
とはいえ、白根御池小屋まではまだ元気。

白根御池小屋


白根御池小屋でソフトクリームを食べて、右俣コースで登っていきます。

標高2500mすぎたあたりから、私のペースが極端に落ちてしまい・・・
酸素が薄いとこんなにキツイか・・・と感じながら、登っていました。
一緒に行ったメンバーに「あと〇分歩いたら休憩」と何回も励まされながら、
小雨の中、一歩ずつ一歩ずつ前へ。。。

そして、そして・・・

北岳肩ノ小屋に到着!!

北岳肩ノ小屋 テント場

土砂降りのテント泊→翌朝快晴!富士山&御来光

テントを設営したのち、土砂降りで。

そのためテントの中での夕飯だったのですが、
テント内で水をこぼすというハプニングあり(笑)
あぁ、私が寝る場所が・・・(泣)
寝袋・マットが濡れなかっただけ、よかったです。

雨のテント泊を耐え、翌朝起きると・・・

北岳肩ノ小屋からの御来光

あぁ…頑張って登ってきてよかった。

心からそう思える景色で。

神様からのご褒美。

本当にありがたい・・・

【DAY2】北岳~間ノ岳縦走

北岳肩ノ小屋

テントを撤収して、いざ北岳に向けて出発です。

天気も良く、気持ちのいい稜線歩きです。

そして、北岳登頂!!

先を急ぎます。

途中の北岳山荘で、荷物をデポして、間ノ岳を目指します。
一緒にいったメンバーの中には、「もうしんどいからここ(北岳山荘)で待ってる」という方もいらっしゃいました。

この時の私はまだ元気でした。
ものすごく気持ちのいい稜線歩きで、テンションが上がっていたからかもしれません。
「せっかくここまで来たんだし、間ノ岳まで歩こう」
と決意し、間ノ岳へ。

なんとまぁ、気持ちのいい縦走!
富士山もキレイに見えます!!

荷物も軽くなっているので、ペースも上がります。

そして・・・間ノ岳登頂!

記念撮影して、北岳山荘まで戻ります。

ものすごくキツかった下山 北岳山荘~広河原

この山行の思い出といえば、北岳山荘からの下山がものすごくきつかったこと。
体力的にも、メンタル的にも・・・

確かに2日目のコースタイムは、私にとってはかなり長くて。
しかもテント泊装備。
後から振り返ると、計画段階からキツい行程だったわけで。
リーダーに計画をお任せし過ぎていて、楽観視しすぎていた・・・

八本場のコルを通るルート。
ハシゴ・岩場の下山は、ものすごく神経使いつつ・・・
こけないように、慎重に・・・

リーダーに「バスの時間に間に合わない!」とせかされつつも、
「もうこれ以上急げません!!」と逆切れしてしまう有様(汗)

情けないのですが、頑張ろうにも本当にペースが上がらないのです。

メンバーに励まされつつ、なんとか歩き切りました。
そのおかげもあって、広河原からの最終のバスには、なんとか間に合いました。

・・・とはいえ、色々と迷惑をかけてしまった、北岳からの下山でした。

まとめ

北岳~間ノ岳は、ものすごく気持ちのいい縦走でした。

ただ、上述の通り、私のメンタルの弱さ・体力の無さが露呈した山行ではありました。

グループ山行だと、どうしてもリーダーの方に甘えてしまうところがあり、
自分なりの反省点だなと感じました。

とはいえ、連れて行っていただいて、最高の景色を味わえたことは、本当に感謝しております。

そんな思い出に残る、北岳・間ノ岳でした。

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