誰しもがぶつかる悩み、人間関係。
学校・職場・・・人間関係がうまくいかないと、日々憂鬱になりますよね。
私は登山を始めたことで、人間関係がよくなったように感じています。
おかげで、すごく生きやすくなったと思います。
そこで今回は、登山をすることで人間関係がよくなったと思う理由について、書いてみたいと思います。
人間関係の悩みとは?
心理学者アドラーの概念の中に、次のような考え方があります。
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え/著者 岸見一郎・古賀史健 より引用
これを踏まえても、人間が生活していく上で、
いかに人間関係の悩みを小さくすることが生きやすさにつながるのか、わかる気がします。
山に登ることで人間関係も良くなる!と思う理由
私は登山をすることで周りの人間関係も良くなっていったと感じています。
私の主観になりますが、そう思う理由には以下の事があげられます。
↓ ↓ ↓
◆山に登ることで人間関係も良くなる!と思う理由◆
- 前向きな気持ちになれるから。
- 本当の意味で自分に素直に、大切に。対応していくことを学んだから。
- 自然の中にいると、謙虚な気持ちになれるから。
- 誰か・何かのせいにしなくなる。不平不満が減ったから。
- 周りの人の有難さに気づかされるから。
一つずつ見ていこうと思います。
前向きな気持ちになれるから。
やっぱり前向きな人と付き合いたいものです。
前向きな人の周りには、いいオーラが生まれますしね。
不思議なんですけど、身体を動かすと前向きな気持ちになります。
爽快感や、やり切った達成感や…いろんないい感情に満たされます。
そして、登山という一つのプロジェクトを無事に成し遂げることは、
その都度、自分の中でいい変化を生んでくれていると思います。
その一つ一つの登山という成功体験を積み重ねることで、
自分を好きになり、自己肯定感がアップし、自信にもつながっていく。
よって、登山をすることで、より前向き思考になれるように感じています。
そのためか、登山中に抱えている悩みの解決糸口が見つかることも。
ともあれ、前向きさは、いい人間関係につながる第一歩かなと思います。
本当の意味で自分に素直に、大切に。対応していくことを学んだから。
見せかけでなく本当の意味で、
自分を大切にしていないと、周りとの人間関係もうまくいかないように思います。
登山においては、なにより安全登山をすることが重要なので、
自分を大切に考えられないと危険を伴います。
- しんどい時はしんどいと伝える。
→ 休憩をとる。ペースを落とす。場合によってはルート変更や撤退判断。 - 危ない箇所や怖いと感じるところは無理しない。
- 天候悪化による撤退。
・・・等
こんな感じで、自分の気持ちに素直に、自分を大切に考えること。それに対応していくこと。
これが、登山では求められる気がします。
これは、登山だけでなく、普段の生活でも同じなのかなと。
決してワガママという意味ではなく、本当の意味で自分に素直に、大切に、対応していく。
そうしないと、周りの人のことも大切に考えられませんし。
無理が続いてしまうと、人間関係を含め、色々なトラブルの原因になるのかなとも感じます。
時に自分に合わないな…とか、
いい人そうに見えるけど、自分を利用しようとしている人とか…に気づくこともあります。
そういった場合は、距離を置くなど、態度を変える必要があるかもしれません。
自然の中にいると、謙虚な気持ちになれるから。
どんなに普段、見栄を張っていても、山に入ると自分の存在がちっぽけに感じます。
ありのままの自分にリセットできるという感覚。
自然の中に身を置くと、人間はその自然の一部。
私たちは、その自然の営みの中で生かされている。
色んな木々や植物や動物や・・・そんな自然・山の中に、
登山をすることで、私たち人間が入らさせてもらっている。
そんな謙虚な気持ちになるのは、私だけでしょうか。
こんな謙虚な気持ちが、普段の人間関係においても、いい影響を与えてくれているように思います。
誰か・何かのせいにしなくなる。不平不満が減ったから。
やっぱり不平不満が多い人とは付き合いたくないですよね。。。
「山では自己責任」
それを、痛いほど突き付けられる登山。
特にソロ山行をしていると、痛感させられます。
私はその考え方を、山を通して教えられたことで、
今までの甘えていた自分を客観視するとともに、
そんな自分と距離を置くことができたように思います。
そうなると・・・
誰か・何かのせいにしなくなる。不平不満が減る。
これが、人間関係にもいい影響を与えてくれたように感じています。
周りの人の有難さに気づかされるから。
登山をしていると、周りの人の有難さに気づかされることが多いです。
トラブルがあっても、誰かのせいにできるわけではなく・・・
基本自分で乗り越えるしかない環境。
登山をしていると、自分のできることには限界があると気づかされます。
普段の生活ではどうでしょう?
仕事でうまくいかなくなった時、そっとフォローしてくれる仲間がいる。
自分が失敗した時、一緒に頭を下げてくれる上司がいる。
悩みを聞いてくれる友達がいる。
そして、
登山をしている自分を、家で心配して待っていてくれている家族。
山に行くために連休を取らせてくれた、職場仲間。
本当にありがたいですよね。
自分のできることには限界がある。
だからそれをフォローしてくれている人達がいる。
登山をする度に、周りの有難さを感じることが多いです。
それが、普段の人間関係にもいい影響を与えていると感じています。
まとめ ~人間関係に悩んだら、山に行こう!~
いかがだったでしょうか?
登山をすることで、人間関係がよくなると思う理由について書いてみました。
上記以外にも、登山をすることで、こんな効果があるかなと思います。
- 自然や最高の景色が、ストレスを癒してくれる
- 自分としっかり向き合うことで、客観的に問題を捉えられる
- 自分の抱えている悩みが小さく思える
人間関係に疲れたら、その解決方法として、山に行くのはいかがでしょうか?
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